iPod touchが発表された後、すぐに購入することを決めた。
家にはiPod 3Gがまだ現役で、携帯でもそこそこ音楽が聴けることから、ポータブルプレイヤーが必要なわけでは無かった。それでも買った理由について考えてみた。
iPod touchはタッチパネルでの操作が特徴的な製品だが、タッチパネルという点であれば、既に多くの製品が世に存在する。特にスマートフォンやPDAは、より多くの機能や拡張性を備えている。しかし、今まではこれらのガジェットにあまり興味を持てなかった。
ではiPod touchは自分にとって何が違ったのか。それはやはり洗練されたデザインのUIを持っているからだと思う。以前サンフランシスコでiPhoneを触ったときから、同じUIを持つiPodを期待していた。マルチタッチという技術はすぐに他メーカーにも取り入れられるだろうが、考え方によっては不必要ともとれる贅沢な操作感はかなりの独自性があるだろう。iPod touchを飲食店に例えれば、雑貨なども置いているインテリアに凝ったカフェのようなものだと思う(コーヒーの美味しい店、多彩な料理を楽しめる店は他にもある)。
個人的に気に入っているUI上のポイントは以下の通り。
- 統一感のあるアイコンや操作パネル。
操作用のボタンはバンプされており立体感を持たせている。 - 美しいフォント。
拡大縮小を行ってもアンチエイリアスがかかっており読みやすい。 - 操作に対する視覚的効果。
バウンドやフェードイン/アウト等を多用しており、そこに空間があるように感じる
既にいろいろなユーザーレビューにある通り、Safariが突如終了するといった、日本の携帯電話等では発売できないような不具合があったり、以前のiPodに比べて操作上の不便さがある製品だが、それも許容できるぐらい、使用することの楽しさがある。もちろん今後のアップデートで不具合修正やiPhoneから削られたアプリの搭載に期待はしているが、それは第2世代での課題なのかもしれない。
以下、画面紹介。
"写真"は上のようにフォルダ分け可能。フォルダ別にサムネイルが表示されている。
"iTunes"のおすすめ画面。
iTunesやYouTubeも統一されたインターフェースになっている。
"Safari"でのWeb閲覧。拡大率はかなり細かく変更できる様子。
"ミュージック"以外の画面で音楽の操作用パネルをホームボタン2回押しで出せる。
ちなみに、自分なりのiPod touchの使用方法は主に
- ベッドサイド用Webブラウジング
- カフェ等でのイラスト資料用写真の閲覧
- カフェ等でのWebブラウジング(ただし無線LAN環境がある場合)
であり、これらを音楽を聴きながら行えるので機能的にも充分だ。
COMMENTS (2)
買ってしまったか・・・
俺も欲しいがやや金銭不足。
あと、電化製品は結構ハードに使ってしまうので、壊れないか心配。なんか、きれい過ぎて少しひく。
でも、近く買います。
投稿者: ■○ | October 10, 2007 9:05 PM
俺も落としたら嫌やからさっそくふわふわのケース買ったで。
裏の鏡面は傷ついても気にしない。
投稿者: mits | October 10, 2007 10:45 PM