自分のiPod touchは前回のiPhone 2.0 Software Update for iPod touchにアップグレード済みだったため今回のアップデートは無料。今回の追加機能としてはiTunes 8.0で搭載されたGenius機能に対応した。

また、日本語の連文節変換に対応し、一度に長い文字列を入力しても変換できるようになった。iPod touchを主に"寝ながらWebブラウジング"に使用している自分にとってはあまり日本語入力の機会は無いが、iPhoneユーザーには相当うれしい修正だ。

その他、使っていて気づいた点。

• アプリアップデート後のアプリ位置修正

  
  iPhone 2.0 Softwareの時はアプリをアップデート後、強制的に空いているスペースの一番左に移動させられていた(上の写真で左下のアップデート中アプリが、アップデート後そのままその位置に置かれる)。iPhone 2.1 Softwareではアップデート中だけ上の写真の位置に表示され、完了すると元の位置に戻るように修正されている。これでいちいちアップデート後にレイアウトを直す必要が無くなった。
  

• Safariの画像表示

  iPhone 2.0 Softwareで悪化した(と感じていた)点として、Safariで多くの画像があるページを開くと画像が全ては表示できず、一部の画像で?マークになってしまうことがあった(ページの更新を行うと全て表示される)。iPhone 2.1では今のところ一度で全ての画像が表示されるため修正されているようだ。
  

• iTunesの起動時間

  iPod touchを接続した状態でiTunesを起動すると、iPhone 2.0 Softwareではフリーズしたんじゃないかと思うぐらい立ち上がるまでに時間がかかっていた。iPhone 2.1 SoftwareとiTunes 8.0にすることでこれが改善。
  

ほかにもアプリインストールの安定性やバックアップの速度が向上したらしく、パフォーマンスが改善されているようだ。Safariの安定性も改善されているような内容のブログ記事も見かけたが、使っている感じでは残念ながら以前と同じようにクラッシュしている気がする。とはいえ今回も改善が体感できるアップデートとなっているので、また次回のアップデートに期待。